要件定義書や提案依頼書をベンダーに渡し、見積を貰ったら、発注します。
発注の時に必要になるのが契約です。自社システムを開発する場合は、請負契約になると思います。請負契約であれば、注文したものが納品されていなければ、それは相手側の不備として、追加費用なく約束したものを届けてもらう事が出きます。不具合があれば、直すのにどれだけ工数が掛かろうと、相手側に約束したものをちゃんと納品してくださいと依頼する事ができます。
また、パッケージソフトやクラウドの様にありもの使う場合、請負契約にはならないと思います。この場合、実際には契約は売買契約や利用契約のようなものになると思います。この場合、頂いた提案書に沿った内容が実現されているかどうかが重要です。提案書の内容が実現されれば、ちゃんと企画したことを実現できるかどうか、きちんと内容を精査してから発注すると良いと思います。
自分の経験では契約書そのものでもめた事はないです。実際的には、発注の根拠になる要件定義書や提案書が最重要になります。
発注時に無いといけない書類は以下通りだと思います。
・注文書
・注文請書(オプション)
・要件定義書、または提案依頼書
・見積書
・完成までのスケジュール案
・基本契約書(クラウド以外の場合で初めて取引する会社の場合)
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