World Happiness Report 2020によると、日本の幸福度は世界で62位です。
また、少し古いデータだが、日経新聞は2017年6月26日に「日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。」と報じています。
「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
幸せを感じる事もなく、仕事へのやる気も低い日本をどうするべきか。私はWell-beingを上げる事で、仕事へのエンゲージも高められると思います。理由は以下の通りです。
- ウェルビーイングを高めることで、自分の強みや価値観を見つけやすくなります。自分の強みや価値観に基づいて仕事を選択したり、仕事に取り組んだりすることで、仕事に対する適合感や帰属感が高まります。適合感や帰属感が高いと、仕事に対する意義や責任感も高まります。
- ウェルビーイングを高めることで、ポジティブな感情や思考が増えます。ポジティブな感情や思考は、仕事に対する関心や好奇心を刺激し、新しいアイデアや解決策を生み出す創造性を向上させます。創造性が向上すると、仕事に対する挑戦性や楽しさも増えます。
- ウェルビーイングを高めることで、良好な人間関係を築きやすくなります。良好な人間関係は、仕事に対するフィードバックやサポートを得られる機会を増やし、自己効力感や自信を高めます。自己効力感や自信が高いと、仕事に対する能力や成果にも自信を持ちます。
マルイが良い事例です。マルイはWell-being経営を標ぼうしている。
人と社会のしあわせを共に創る「Well-being経営」 | 重点テーマ2 | サステナビリティ | 丸井グループ-maruigroup website- (0101maruigroup.co.jp)
女性のWell-beingを高める為、社員の発案で女性の健康課題にフォーカスしたフェムケアイベントを開催して、これが事業そのものにもなっている。
マルイ3店舗で女性の健康課題にフォーカスしたフェムケアイベント「Well-being Village」を開催|株式会社丸井グループのプレスリリース (prtimes.jp)
重要な事はこうした取り組みは会社が社員に指示するのではなく、社員が自ら手を上げて行っているとう点です。自分でやりたいと思ってやるのだから、社員のやる気も抜群です。自分や周りの人のWell-beingの高まりを実現するプロジェクトを行い、結果として自分のWell-beingが高まると、その仕事そのものへのエンゲージも高まるという相乗効果があると思います。
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