アクセス権を全体像を理解したので、個別に順番にアクセス制御を纏めたいと思います。
以下の図の順番1「セールスフォースに入れるか」を見ていきます。
1.どこからならログインしてよいか(IPアドレス制限)
まず第一にどこからセールスフォースにログインして良いかを決めます。組織レベルで設定する画面は以下の通りです。
開始と終了のIPアドレスを設定します。ここで設定はログインを規制するものではないです。ここの範囲外のIPアドレスからアクセスした場合は、認証コードが通知され、その入力が必要になります。ここで設定したIPアドレスの範囲内であれば、認証コードは不要です。
同じような事をプロファイルレベルでも行う事が可能です。
プロファイルでも同じ様に開始IPアドレスと終了IPアドレスを指定します。ここで指定したIPアドレス以外からログインしようとすると、ログインが拒否され、ログインできません。ここでの指定は組織レベルでのIPアドレスの指定と異なり、認証コードが必要とかそういう事ではなく、ここで指定したIPアドレス以外からはログイン出来ないという事になります。
次にログインする時間帯を決める事が出来ます。これは、組織レベルでの指定はないです。プロファイルレベルで指定できます。
ここでログイン可能時間を指定すると、その時間以外はログインできなくなります。
以上が「まずセールスフォースにログインできるか」の設定です。「どこから?」と「いつ?」を決めてあげます。纏めると以下の通りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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