レコードアクセス権の設定の一つである「制限ルール」を確認します。制限ルールはアクセス権が全て決まった後に、最後に見せたいレコードだけを検索条件で指定できるという機能です。(制限ルールという名前ではなく、頭の中ではフィルタリングとか抽出条件というような名称に置き換えて理解しても良いと思います。)
制限ルールのイメージは以下の通りです。レコードへのアクセス権が決まった後、最後に具体的に表示させたいレコードがあれば、それらを抽出します。
具体的に制限ルールが実装される過程を順番に確認します。設定前は以下の通り、他部署のレコードも含めて、全てのToDoレコードが表示されています。
ToDoオブジェクトに対して、「制限ルール」を設定します。対象のユーザーは部署名が「製造部」となっているユーザーです。レコードの抽出条件は「ToDoに割り当てされているユーザの部署名が自分の部署名(製造部)と同じ」となります。
設定後、自分の部署のレコードがだけが表示されます。
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