技術革命が起きると貧富の差が拡大する。
技術的な優位性を利用できるものは、それを大いに利用して儲ける事が出来る。一方で、新技術により仕事そのものが消滅するものもある。 仕事がなくなれば、食べられない。危険を察知した人間は当然、その危険にさらされない様に抵抗を示す。産業革命によって生まれた資本制機械工業のため失業の危険にさらされた手工業職人やマニュファクチュア労働者は機械を破壊した。しかし抵抗むなしく、機械化をやめさせることは誰にもできない。結果として、富めるものとそうでないものの差が開く。
貧富の差の実現は加速していく。例えば、インターネット革命の波にのり、ある国でネット販売で一儲けしたとする。ある国で成功したら、その仕組みはそのまますぐに他国で伝える。自国で成功した仕組みをそのまま他国で同じことをやれば良いだけである。販売側からみれば、お店に相当するネット販売のサーバーは世界中のどこにあってもよい。顧客側からみれば、「お店」が実際にどこのサーバーにあろうと関係ない。スマホやPCから好きな商品を買うだけである。「お店」側で対応するのはせいぜい言葉の翻訳対応位だろう。(実際に販売だと、在庫管理や配送の管理があるので、ここは各国に合わせた仕組みの構築が必要だが)インターネット中心のビジネスモデルは自分の国で成功したら、それをすぐに他国に展開する事が可能なので、商売がうまくいけば、売上や利益はあっという間に倍増する。
今、世界はAI革命の真っただ中にいる。AIは世界同時に既存の職種を破壊しつつある。イラストレーターは急減に仕事が減るだろう。ChatGPTは大いに役立つ最高の秘書になっている。「こんな事を実現するプログラムを作りたい」と相談すれば、プログラムまで書いてくれる。
AI革命により、貧富の差は今まで以上に急速に広範囲に世界同時に広がるだろう。
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