投資のたとえ話の整理

投資の説明を鶏と卵を例に考えて見ました。

この続きとしてもう少し考えてみたいと思いました。

鶏を飼うには、鶏に餌を与えなければなりません。餌代がかかります。これは投資商品を購入する時、日本では幸運な事にこれは殆どかからないと思います。海外では口座維持料がかかる場合もあります。

また、鶏がどれだけ沢山、そして美味しい卵を産んでくれるかも重要です。これは投資商品なら、どの投資商品が優良かという事になると思います。もし、飼っている鶏があまり卵を産んでくれないなら、それは鶏そのものを交換しないといけないかも知れません。

鶏を売ったり買ったりして、交換するにはお金がかかります。あまりいい卵を産んでくれない鶏を売る場合、飼った値段より安く売らないといけない可能性が高いです。なぜならば、沢山卵を産んでくれない鶏は誰も欲しがらないからです。今の鶏を売って、お金が手に入った後、新しい良い鶏を購入するには、恐らく、追加でお金が必要です。なぜなら、良い鶏はみんなが欲しいので、値段が高めです。

売ったり買ったりを繰り返すとお金がどんどん減っていきます。なぜ売るかとういうと、卵をあまり産まない鶏を飼ってしまったからです。それを売って、また買いなおす。でも買った鶏がそんなに良くなかった。また買い替えなければ・・・という繰り返しです。投資に例えるなら、良い投資商品が分からず、いつもダメ商品を買ってしまって、売却・購入を繰り返している状態です。

投資商品。
配当金、金利のようなもの。鶏そのもののを売るより、卵を売る値段は安い。しかし、ある程度定期的に売れる。
鶏の餌代口座維持費や運用手数料。良い卵を産んでもらう為に、いい餌を与えないといけない鶏の場合、これは卵も高く売れるが、維持費も高い状態なので、必ずしも利益率が良いわけではない。従って、維持費があまりかからないが、それなりに良い卵を定期的に産んでくる鶏を見つけて、それを大事に長く飼育する事が重要。
鶏の売却投資商品の売却。購入時より安くなる場合もあれば、高くなる場合もある。売却すれば、投資からの利益はなくなる。卵を産んでくれる鶏を売ってしまっているので。
鶏を飼い続ける良い鶏なら、良質な卵を沢山産んでくれる。毎日それが高値で売れる。投資商品なら、高配当金や投資収益が定期的に入ってくるようなもの。ただし、餌代が高くなっていないか、注意が必要。餌代や鶏舎の維持費にお金がかかりすぎていないか注意する。
鶏の売買を繰り返す良い鶏ばかり購入できるなら、鶏を売って儲け続ける事が出来る。でも常に良い鶏ばかり購入できるとは限らない。鶏も動物だし、生活環境によって体調も大きく変わる。突然病気になるかもしれない。鶏が良い卵を沢山産んでくれる種の要素は全て自分で管理出来る訳ではない。投資商品の投資利益率や投資商品そのものの値段の変動幅の要素を全て自分でコントロール出来る訳ではないのも一緒だ。従って、売買を繰り返すのは、必ずしも儲かる確率が高いわけではない。

纏めると、維持費がかからないけど、若くて、将来それなりに良い卵を産んでもらう鶏とはどんな鶏かをまずは勉強する。そして、それが分かったら、自分のお金で買ってみる。売ったり買ったりを繰り返すのはお金が減っていく可能性が高い。それより、良質で比較的維持費のかからない鶏を見つけ、大事に長期に育てていくのが一番良いだろう。

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