【トヨタの危機・BYDの衝撃①】中国の電気自動車BYDが日本上陸!ガソリン車の王者トヨタは飲み込まれてしまうのか?の復習

以下の動画に見ました。復習します。

2023年にBYDが日本に進出している。298万円から買える。SUV、コンパクトカー、セダンの3種類を日本市場に投入した。

2022年のEV販売台数はテスラが131万台で一位。二位はBYDの91万台。トヨタは水をあけられて、11万台。

時価総額でもBYDは急成長だ。36Kr Japanによると、1位はテスラで、7288億8000万ドル(約94兆7500億円)と他社を大きくリードした。2位のトヨタ自動車は2289億6000万ドル(約29兆7600億円)で、テスラの3割程度だった。3位のBYDは中国メーカーで唯一トップ10入りを果たし、時価総額は1288億1000万ドルだった。

資料: https://36kr.jp/189412/

EV市場も伸びている。2022年、世界初1000万台を突破しており、前年比55%増である。2035年までにEUでガソリン車の販売が禁止される。世界的にはEV市場は拡大するのが明白だ。

日本はガソリン車で圧倒的に成功したため、EVではその分で遅れた。

アメリカでは中国産のEVは売れていない。米国IRA法で北米者のみ税制優遇している。事実上の海外メーカーの締め出した。

逆に日本やアメリカ以外ではBYDは売れている。イスラエル、タイ、コロンビア、ブラジルではBYDのシェアは1位だ。インド、オーストラリア、ニュージーランドではシェアトップ5に入っている。

BYDのEV車は、性能が良くて、安いのが人気の要因だ。コスト競争力を実現しているのは、ずばり電池である。なんと、BYDはテスラに電池の供給も行っているほどだ。BYDはもともと王伝福氏が設立した電池会社が起源だ。1995年までは世界の電池市場は1位から5位まで全て日本企業だった。クリーンルームで電池製造を行っている日本企業の真似はせず、クリーンボックスという手法を開発した。それは作業を行う手元のみをクリーンルームのようにクリーンに保つボックスである。そして組み立てるのは人間だ。中国の安い人件費を武器に大量の人海戦術でクリーンボックスにて安価に日本の電池と同じくらいの品質の電池を製造した。90年代後半、携帯電話の普及により、電池販売は好調だった。

自動車会社を買収して、自動車生産のノウハウを得た。そして、プラグインハイブリッド車を発売した。

中国の経済政策の波にも乗った。中国政府は急激にEV車の普及を推進した。BYDはその波の乗ろうとした。まずは深圳でバスとタクシーでBYDのEV車は成功を収めた。まだ、乗用車では走行距離やバッテリー充電ステーションが普及していないという課題があった。そこで深圳のバスとタクシーに目を付けた。バスとタクシーなら走るルートも決まっているし、それほど超距離を走らない。つまりバッテリー交換の計画が立てやすかったのである。



コメント

タイトルとURLをコピーしました